「RHYTHM」展

世界を舞台に広く活躍し、関西にも深いゆかりのある松谷武判氏、藤本由紀夫氏の二人展を開催します。

松谷武判氏は、戦後間もなく開発されたビニール系接着剤と、その表面に重ねる黒鉛の繊細な光沢から、物質そのものが成す有機的で官能的なフォルムと質感を生み出し、新しい絵画の可能性を示してきました。また、2019年パリ・ポンピドゥーセンターでも個展が開催されるなど近年、世界的にその評価が高まっています。一方、藤本由紀夫氏は70年代から電子機器を用いたパフォーマンスやインスタレーションを展開。鑑賞者が全感覚で積極的にアートと関わることが要求される「音」を鍵とした制作を続け、2度のベネツィアビエンナーレ出品を果たすなど、世界的に高い評価を得ている作家です。

本展は、一見全く異なる二人の表現を“リズム”をキーワードに展覧会を構成することで、松谷氏の制作の動作から生じる鉛筆のストロークや振動など、視覚から観る者に訴えかける“リズム”と、藤本氏の作品が直接的に奏でる聴覚としての“リズム”を結びつけ、日本の美術を牽引し続ける二人の共通項を見出すことによって、それぞれの新たな側面を紹介しようとするものです。是非ご高覧下さい。

 

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