作家情報

佐々木昌夫

佐々木昌夫

佐々木昌夫は、1964年に京都に生まれ、1983年に滋賀大学教育学部に入学、当時教授であった彫刻家である村岡三郎(1928-2013)に出会います。村岡を師に学び、主に関西を拠点に活動してきた佐々木は、哲学的な観点を軸に、絵画から彫刻まで様々な形での表現を追求しています。今回は、新聞、雑誌、本などの印刷物の集積を火によって灰にした作品や、印刷物から切り取った断片を布へ無数に貼付けて焼いた平面作品などを展示いたします。佐々木は、自分の仕事を通して、共同体に属する意味の媒体としての「印刷物」を物質に戻し、そこに「他性」を垣間見ようとしていると語ります。

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作品情報

  • 作品名
    アンチノミーの灰Ⅴ
    サイズ
    41×55×H49cm
    制作年
    2013
    技法・素材
    紙(新聞・本・雑誌 等)、(火)
  • 作品名
    シーシュポスの矩形Ⅱ
    サイズ
    120×270 cm  
    制作年
    2011
    技法・素材
    紙(新聞・本・雑誌 等)、布、(火)
  • 作品名
    アンチノミーの灰Ⅴ
    サイズ
    41×55×H49cm
    制作年
    2013
    技法・素材
    紙(新聞・本・雑誌 等)、(火)
  • 作品名
    シーシュポスの矩形Ⅱ
    サイズ
    120×270 cm  
    制作年
    2011
    技法・素材
    紙(新聞・本・雑誌 等)、布、(火)

作者経歴

1964
京都府に生まれる
1987
滋賀大学教育学部卒業、現在愛媛大学教育学部 美術教育講座 准教授

主な個展

1989
信濃橋画廊、大阪
1990
ギャラリー16、京都
2000
秋山画廊、東京
2008
ABULA RASA、CASO 海岸通ギャラリー、大阪
2015
佐々木昌夫 断片帝国Ⅳ、秋山画廊、東京
2016
がらんどうⅣ、ギャラリー16、京都
2016
佐々木昌夫 ギャラリーヤマキファインアート、神戸
2022
ギャラリー16、京都

主なグループ展

2011
In Between-International Paper Art / The Wilfrid Israel Museum、イスラエル
2011
韓紙+和紙 韓・日現代美術展、Schema Art Museum、韓国

主な受賞暦

1994
国際丹南アートフェスティバル ヒットユニオン賞
1996
国際丹南アートフェスティバル 優秀賞
1997
国際丹南アートフェスティバル 土岡秀太郎賞
2000
国際丹南アートフェスティバル 優秀賞
2004
大分アジア彫刻展 優秀賞
2004
とよた美術展 審査員賞
2007
とよた美術展 優秀賞
2009
あさご芸術の森大賞展 大賞
2012
大分アジア彫刻展 優秀賞