CADAN有楽町にて田内万里夫個展「MARIO」を開催
CADAN有楽町にて、2022年8月9日(火)から8月28日(日)までギャラリーヤマキファインアートプロデュース、田内万里夫個展「MARIO」を開催いたします。
田内万里夫は、1973 年埼玉県生まれ、1998 年にテンプル大学教養学部英文学科卒業しました。現在は東京を拠点に活動、自らの身体から出てくる形を“曼陀羅”として制作し続けています。幼少期よりフランス、オーストラリア、アメリカ等で過ごし、トライバルアート、サイケデリックアート、ストリートアートに触れ、2001年より現在のイメージを得て、絵を描き始めました。以降、東京、ニューヨーク、ロンドン、アムステルダム、フランクフルト、香港など、国内外で活動を展開しています。また、作品としての発表をおこないながら、音楽家や詩人、パフォーマーとのライブ・パフォーマンス、店舗等の壁画制作、書籍の装画など幅広く活動をする注目の作家です。
曼陀羅という東洋の精神性をともなう伝統芸術と、抽象表現主義など、西洋の近現代美術の両者を融合させ、新たな視覚言語を生み出す田内の作品は、ストリートアートのエッセンスも取り入れながら、異なる伝統、文化、民族、宗教の境界を超えて共鳴するイメージを描き出します。田内にとって描くことは、線を引く行為であり、何が重要で何が不要か、社会について考える時間だと言います。作品の根底に流れる東洋的宇宙観は、現代を生きるわたしたちに、改めてこの社会を見つめ直すようにと静かに語りかけるかのようです。
本展では、会期中にギャラリーの窓に描くライブ・パフォーマンスを予定しています。その日の心境や天気、様々な背景を持つ人々との交流など、内外界にある共存と対立、調和と拮抗の全てを飲み込みながら増殖し、一つの形に留まらず変容していく田内のパフォーマンスは必見です。作品の世界観にピッタリな音楽ライブとともに、是非ご高覧ください。
出品作家: 田内万里夫
田内万里夫個展「MARIO」
会期:2022年8月9日(火)~2022年8月28日(日)
休廊日 : 月曜日
開廊時間:火-金 11:00-19:00 / 土・日 11:00-17:00
会場:CADAN有楽町
所在地:東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1F
問合せ
Tel: 070-6464-1438
Mail: info@gyfa.co.jp
■トークイベント
8月9日(火) 18:00~18:30
参加無料、予約優先
*Peatixからご予約ください。
https://cadanarttalkgalleryyamakifineart.peatix.com/
*CADANのインスタアカウント(@cadan_insta)からもライブ配信を予定しております。
■ライブイベント
8月11日(木・祝):高岡大祐(Tuba)ソロ
8月13日(土):高岡大祐 +赤い日ル女(ヴォイス)
8月14日(日):高岡大祐 +潮田雄一(ギター)
8月21日(日):佐々木彩子(うた/ギター/カシオトーン)ソロ
8月28日(日):高岡大祐(Tuba)+桜井芳樹(Guitar)デュオ
・入場無料
・ミュージックチャージ: 投銭制
・いずれの回も午後3時ごろ開演予定
※30~45分ほどの演奏を予定しています。
●出演者プロフィール
高岡大祐 (8/11(木・祝), 13(土), 14(日), 28(日))
チューバ奏者。即興演奏とジャズ、音響的な側面を持つアコースティック / エレクトロニクス的な演奏形態を中心とする。独自に開発した数多くの特殊奏法を駆使し、アコースティックでの表現を追求、吹奏の限界拡張に挑戦中。現在、ソロでの活動とともに、板橋文夫オーケストラ、渋谷毅エッセンシャルエリントン、華村灰太郎カルテット、桜井芳樹ホープ & マッカラーズ、自身のリーダー・バンド Dead Man’s Liquor など即興演奏と並行してジャズやポップスのフィールドでも活動中。
赤い日ル女 (8/ 13(土))
ヴォーカリスト。自作曲を歌うほか即興演奏もおこなう。ソロパフォーマンスのほか、コンピュータ奏者のカール・ストーンとのデュオ・プロジェクトをでアジア諸国や米国での公演など幅広い音楽活動を展開。
潮田雄一 (8/14(日))
ギターと、たまに歌。これまでに通算四枚のソロアルバムをリリース。近年は即興的演奏もおこない、突囲表猫(林栄一as.潮田雄一g.岩見継吾ba.永田真殻ds )のメンバーでもある。Noahlewis’ Mahlon Taits、王舟、VIDEOTAPEMUSIC、奇妙礼太郎、池間由布子、alfred beach sandal、go fish、等にもギタリストとして参加している。
桜井芳樹 (8/28(日))
音楽家/ギタリスト。「ロンサム・ストリングス」、「ホープ&マッカラーズ」を主宰するほか、アレンジやプロデュースもおこなう。
佐々木彩子 (8/21(日))
うた、ピアノ、ギター。ジャズ喫茶マリージェーン、京都Jazz in ろくでなし、ゴールデン街で遊び働きながら成人。舞踏オーケストラ「大豆鼓ファーム」、劇団「風煉ダンス」、「イヌイットイヌーク」、「渋さ知らズ」などで活動。地底レコードよりCD『あおいとこ』『空』を発表。
【参加中の展覧会】
・「NebulaProtologo」
2022年3月11日 –8月12日
会場:Revolú Gallery、(ヴァーチャル空間の3Dギャラリー)
動画リンク https://youtu.be/naIK-QIVoEg
※2020年高輪ゲートウェイ駅で行なわれた壁画制作の模様。
アーティスト/キュレーターのAllicette Torresが自身の企画したグループ展「NebulaProtologo」(Revolú Gallery https://www.revolugallery.com で開催中)用に編集したもの。