福岡道雄は1936年大阪出身の彫刻家。
福岡は50年代後半に大阪で作家活動を開始。1966年には日本を代表する現代美術評論家(故)中原佑介キュレーションの展覧会「不在の部屋」(内科画廊、東京)に出品するなど、従来の芸術規範に一石を投じた「反芸術」の旗手として脚光を浴び、その後も長きにわたり日本現代美術の最前線で活動を続ける。近年では2014年の横浜トリエンナーレ招聘出品、2017年国立国際美術館の大規模回顧展などを筆頭に再評価の機運が高まっている。
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作者経歴
1936
大阪府堺市に生まれる。幼少期を北京で過ごす
1955
堺市立工業高等学校建築科卒業
1955
大阪市立美術研究所に入所(-59年)
1977
第8回中原悌二郎賞 優秀賞を受賞
主な個展
2022
「福岡道雄 展「ニッコリ笑っていきましょう」」ギャラリーヤマキファインアート(神戸)
2018
「福岡道雄 展「黒一色の景観から」」ギャラリーヤマキファインアート(神戸)
2017
「福岡道雄 つくらない彫刻家」国立国際美術館(大阪)
2016
「ことばと文字─つくらない彫刻家のその後」ギャラリーほそかわ(大阪)
2013
「個展-僕の顔」ギャラリーほそかわ(大阪)
2008
「兆 福岡道雄 '70年代から'80年代」信濃橋画廊(大阪)
2008
「福岡道雄 水の表情」滋賀県立近代美術館(滋賀)
2005
「福岡道雄 腐ったきんたま」信濃橋画廊(大阪)
2005
「福岡道雄 笑うミミズ 怒る蚯蚓」アートスペース虹(京都)
主なグループ展
2022
「西宮市大谷記念美術館 開館50周年記念 特別展 Back to 1972 50年前の現代美術へ」 西宮大谷記念美術館(兵庫)
2022
「MOTコレクションコレクションを巻き戻す 2nd」東京都現代美術館 (東京)
2022
「コレクション2:つなぐいのち」国立国際美術館(大阪)
2019
「アートバーゼル香港2019」(ブース:ギャラリーヤマキファインアート)
2014
「ヨコハマトリエンナーレ2014」(横浜美術館、神奈川)
2013
「埼玉県立近代美術館代コレクション展」埼玉県立近代美術館(埼玉)
2012
「言葉と美術が繋ぐもの-中原佑介へのオマージュ」ギャラリーヤマキファインアート(神戸)