フィクションと告白録、絵画と文学、ナレーションとイメージの交錯
ジャン・ルギャック(1936年南仏タマリス生まれ)現在パリ在住
ル・ギャックはデッサン、写真、絵画などの手法を使って、大衆小説及び挿絵からインスピレーションを得て、フィクションと告白録、絵画と文学、物語とイメージを交錯させながら新たなイメージを作りあげ、社会における画家や絵画の果たす役割などを、彼独特の揶揄(皮問)とユーモアあふれる問いかけをも追及している作家です。本展は彼が少年のころ夢中なって読んだ冒険小説の記述や挿絵にインスピレーションを得た作品のほか、写真をともなった綿密な物語を表現した作品をご紹介いたします。ヴェネチアビエンナーレ、ドキュメンタに出展し、各地の美術館、ギャラリーで個展を開催されるなど、世界的に非常に高い評価を得ている、ル・ギャックの
日本初の個展となります。
この貴重な機会に是非、ル・ギャックの、文章の意味するものに基づいて自ら構成していく心象像と、こうして出来上がった心象像と文章の意味を交錯させ、文章とイメージの緊密な関係を提示する作品をご高覧いただけますと幸いです。
ジャン・ル・ギャック
会期2006年12月07日(木) - 2007年01月28日(日) 休廊日 : 日・月曜日
開廊時間11:00 - 13:00 / 14:00 - 19:00 [最終日は17:00まで]
会場ギャラリーヤマキファインアート
所在地〒 650-0022 神戸市中央区元町通 3-9-5-2F
問合せTEL: 078-391-1666 FAX : 078-391-1667 MAIL: info@gyfa.co.jp
アクセスJR ・阪神 元町駅 西口より徒歩 1 分
料金無料