林勇気は関西を拠点に活動する映像作家で、国内外の美術展や映画祭に出品しています。
1976年に京都市に生まれ、1997年に映像制作を始めました。
自身で撮影した膨大な量の写真をコンピューターに取り込み、切抜き重ね合わせることでアニメーションを作る彼の制作スタイルは、デジタルなメディアやインターネットを介して行われる現代的なコミュニケーションや記憶のあり方を思い起こさせます。
作品情報
作者経歴
1976
京都市に生まれる
1997
映像制作を始める
2018
大阪国際空港とのコミッションワーク「another world -windows」を制作・公開
主な個展
2004
ギャラリー三条(京都)(’05、’06)
2007
gallery neutron(京都)(’08、’09)
2008
2008 ギャラリー揺(京都)(‘13)、世田谷ものづくり学校 IID gallery(東京)
2009
neutron tokyo(東京) (‘12)
2010
ギャラリー名芳洞 blanc(愛知)、ギャラリーヤマキファインアート (神戸)
2011
兵庫県立美術館(神戸)、sample white room (奈良)、E&Cギャラリー(福井)
2012
柏プラネタリウム (千葉)、南山城村AIR 青い家 (京都)2004 ギャラリー三条(京都)(’05、’06)
2014
シアターカフェ(愛知)、神戸アートビレッジセンター(神戸)
2015
HAPS 東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス (京都)、trace (京都)、ギャラリーほそかわ (大阪) 安治川倉庫 FLOAT (大阪)、Gallery TRI-ANGLE (宝塚大学 / 兵庫)
2016
京都芸術センター (京都)、ギャラリーヤマキファインアート (神戸)、HIROBA (京都)
2017
Gallery PARK(京都)
2018
ギャラリーほそかわ(大阪)
2023
Super Studio Kitakagaya (大阪)
主なグループ展
2002
「イメージフォーラムフェスティバル」(新宿パークタワー / 東京、横浜美術館 / 神奈川、他)、「バンクーバー国際映画祭」(カナダ)、「高雄国際映画祭」(台湾)
2003
「STARTART001」(細見美術館 / 京都)、「香港国際映画祭」(香港)、「アジアン・アメリカ国際映画祭」(アメリカ)、「ソウルフリンジフェスティバル」(韓国)、「ナッシュビル国際映画祭」(アメリカ)
2004
「アウト ザ ウインドウ」(国際交流基金フォーラム / 東京、Project Space ZIP / 韓国)、「透過する音楽」(京都芸術センター / 京都)
2005
「裏・アートマップ」(京都芸術センター / 京都)
2006
「AMUSE ART JAM」(京都文化博物館 / 京都)、「トロント・リール・アジアン国際映画祭」(カナダ)
2007
「トランスメディアーレ」(ドイツ)、「新進アーティストの発見 in あいち」(愛知芸術文化センター / 愛知)
2008
「Art Court Frontier 2008 #6」(アートコートギャラリー / 大阪)
2009
「Re:membering Next of Japan」(Doosan art center. Gallery loop/韓国)、「migratoryー世界に迷いこむー」(アートコートギャラリー / 大阪)、「白昼夢 Daydream」(愛知県立美術館ギャラリーH,I室 / 愛知)
2010
「ふれて/みる」(中京大学Cスクエア/愛知)、「松本現代美術フェスティバル Asian Art Film Program」( 碌山美術館研成ホール、樋口邸/ 長野)
2011
「Human Frames」(Kunst im Tunnel/ドイツ、Substation/シンガポール)、「PARIS FESTIVAL OF DIFFERENT AND EXPERIMENTAL CINEMAS」(COLLECTIF JEUNE CINEMA/フランス)、「Drawing Exhibition ドローイングの距離」(CAP STUDIO Y3/兵庫)
2012
「恵比寿映像祭 映像のフィジカル」(BYTで参加 東京都写真美術館 / 東京)、「映像芸術祭 MOVING」(Social Kitchen で個展、他/京都市内)、「高尾小フェス」(旧高尾小学校/京都)、「HUMAN FRAMES FESTIVAL」(Werkstatt der Kulturen/ドイツ)、「アートラインかしわ」(柏プラネタリウムで個展、他/千葉)、「モニターとコントローラーの向こう側-美術とテレビゲーム-」(neutron-tokyo/東京)
2013
「溶ける魚 つづきの現実」(精華大学 ギャラリーフロール、ギャラリーPARC / 京都)、「歩く男」(CAS / 大阪)、「Human Frames showcase at Nuit Blanche 2013」(パリ市街地 / フランス)、「FILMS D’ANIMATION #1」(MAISON POPULAIRE / フランス)、「あなたがほしい i want you」(WELTKUNSTZIMMER / ドイツ)
2014
「あなたがほしい i want you 」(大阪府立江之子島文化芸術創造センター / 吹田歴史文化町づくりセンター 浜屋敷/ 大阪) 「窓の外、恋の旅 -風景と表現」(芦屋市立美術博物館 / 兵庫)
2015
「映像芸術祭 MOVING 2015」(HAPSで個展、京都芸術センター / 京都) 「アートでつなぐみんなの実験場 えのこじま仮設映画館」(大阪府立江之子島文化芸術創造センター/ 大阪)
2016
「美術と音楽の一日 rooms」(芦屋市立美術博物館 / 兵庫)、「第2回 PATinKYOTO 京都版画トリエンナーレ2016」(京都市美術館 / 京都)
2017
「Shizubi Project 6 彼方へ 國府理・林勇気・宮永亮」静岡市美術館、「未来への狼火」太田市美術館・図書館、「港都KOBE芸術祭」神戸ポートターミナル、神戸港ほか
2018
「あなたがほしい i want you」江之子島文化創造センター、大阪府、浜屋敷、吹田 「Art trip vol.01 - 窓の外、恋の旅。/風景と表現 - 」芦屋市立美術博物館
2019
「Yuzu muge」林勇気×藤本由紀夫 (ギャラリーほそかわ/大阪)、「森の中物語をつくる」から(あさご芸術の森美術館/兵庫)、「Stone Letter Project #3 石版工房 Site-specific Lithography」(京都場/京都)
2020
「Kyoto Steam」(京都市京セラ美術館 / 京都) 、 「徳島のコレクション 2020年度第1期 特集 新収蔵作品を中心に」(徳島県立近代美術館 / 徳島) 、「Photophobia」(Art Gallery of Hamilton / ハミルトン、カナダ) ※オンライン、 「宮島達男 クロニクル 1995-2020」 (千葉市美術館 / 千葉) ※ 時の蘇生・柿の木プロジェクトで参加、 「美術と音楽の9日間 ROOMS」 (芦屋市立美術博物館 / 兵庫) 、「HBK Film Forum, Jenseits der Realität」(ブウランシュヴァイク芸術大学 HBK、ブウランシュヴァイク、ドイツ) ※オンライン
2021
「横を向いたつもりでどこを見ているの?」(奈良市美術館/ 奈良)、「映像は発言する!2021」(ギャラリー16/ 京都)、「オーバーハウゼン国際短編映画祭」(オーバーハウゼン、 ドイツ)、「ミニキノフィルムウィーク バリ国際短編映画祭」(バリ、インドネシア)、「EXiS Experimental Film and Video Festival in Seoul」(ソウル劇場/ ソウル、韓国)、「BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW」 (webで公開)
、「10. Jahrestag Großes Ostjapanisches Erdbeben」(CinéMayence/ マインツ、ドイツ)、「イスタンブール国際実験映画祭」(ペラ美術館/ イスタンブール、トルコ)、「CYFEST-13 International Media Art Festival, ビデオプログラム」(エルミタージュ美術館 ユースエデュケーションセンター / サンクトペテルブルク、ロシア)
2022
「2022年 コレクション展Ⅰ た・び・て・ん」 (兵庫県立美術館/ 兵庫)、「Study: 大阪関西国際芸術祭」(船場エクセルビル、他/ 大阪)、「テールズアウト」 (大阪中之島美術館/ 大阪)、「アーティストフェア 京都」(京都新聞ビル 地下1階/ 京都)、「Non syntax Experimental Image Festival」(ROOF LIGHT/ 台北、台湾)、 「みんなのまち 大阪の肖像 第2期「祝祭」との共鳴。昭和戦後・平成・令和」 (大阪中之島美術館/ 大阪)、「カッセル・ドキュメンタリー・フィルム&ビデオ・フェスティバル」(Bali Kino、カッセル、ドイツ) 、「BIWAKO ビエンナーレ」(滋賀)、「デザインスコープ -のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」(富山県美術館/ 富山)、 「ドリーム/ランド」(神奈川県民ホールギャラリー/ 神奈川)
2023
「2023年コレクション展I 虚実のあわい」 (兵庫県立美術館/ 兵庫)、「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」(グランフロント大阪ナレッジプラザ/ 大阪) 、「EASTEAST_TOKYO 2023/ EE_V/S/P Program: the PLAN」(科学技術館/ 東京)、「RAM PRACTICE 2023[SCREENING & ROUND TABLE]」(京都市京セラ美術館 講演室/ 京都)、 「あいまいな あわいの まにまに」(はじまりの美術館/ 福島)、「特別展 境界をこえる」(徳島県立近代美術館/ 徳島) 、「Videopark’23: IDENTITY PARADOX」 (Galerija Reflektor/ ウジツェ、 セルビア)、「DOTDOTDOT 2023, ALL THOSE SENSATIONS IN MY BODY」 (ウィーン民俗学博物館/ オーストリア) 、「2023年度コレクション展Ⅱ Welcome!新収蔵品歓迎会」(兵庫県立美術館/ 兵庫)、「記憶と時間の経過」(ギャラリーヤマキファインアート/ 兵庫)、 「M+ at Night: Seen and Unseen」(M+/ 香港)
主な受賞暦
2006
「トロント・リール・アジアン国際映画祭」Wallace Most Innovative Film or Video Production Award受賞
2006
「AMUSE ART JAM」 準グランプリ 受賞