元永定正は、戦後日本を代表する現代美術家のひとり。吉原次良に見出され具体美術協会に招待された彼の作品は、ユニークで新しいアイデアやテクニックで他のメンバーを刺激しただけでなく、世界からの賞賛を浴びた。自由で遊び心のある形や鮮やかな色彩は、多くのこどもたちをも引き付け、数多くの絵本が出版されている。
---------------------作品情報
-
作品名ぎざぎざざサイズ182×227cm制作年1980技法・素材カンヴァスにアクリル -
作品名ふたつのあみめのながだえんサイズ91x72.7cm制作年1990技法・素材カンバスにアクリル -
作品名こまかいあみめサイズ91x130cm制作年1987技法・素材カンヴァスにアクリル
-
作品名ぎざぎざざサイズ182×227cm制作年1980技法・素材カンヴァスにアクリル
-
作品名ふたつのあみめのながだえんサイズ91x72.7cm制作年1990技法・素材カンバスにアクリル
-
作品名こまかいあみめサイズ91x130cm制作年1987技法・素材カンヴァスにアクリル
作者経歴
1922
三重県伊賀市に生まれる
1938
三重県立上野商業学校卒業
1955
具体美術協会に入会
1955
第1回具体美術展(東京・大原ホール)に出品。以後、すべての具体美術展に出品
1960
第13回芦屋市展審査員に任命される
1966
ジャパン・ソサエティーよりアメリカへ招待される
1971
具体美術協会退会
1980
神戸大学教育学部非常勤講師就任
1982
京都市立芸術大学美術学部非常勤講師就任
1996
成安大学教授就任
2009
成安大学名誉教授就任
2011
10月3日逝去。
主な受賞暦
1953
第6回芦屋市展にてホルベイン賞受賞
1964
第6回現代日本美術展にて優秀賞受賞
1966
第7回現代日本美術展にて優秀賞受賞
1971
第10回現代日本美術展にて京都国立近代美術館賞受賞
1983
第2回芸術文化振興協会賞、第15回新潮文化財団日本美術大賞受賞
1983
第4回国際版画ビエンナーレ展でグランプリ受賞（韓国・ソウル）
1986
兵庫県文化賞受賞
1988
フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを受章
1991
紫綬褒章
1992
大阪芸術賞受賞
1996
神戸新聞平和賞受賞
1997
勲四等旭日小綬章
2002
三重県民功労賞文化賞受賞
2007
損保ジャパン東郷青児美術館大賞受賞
