生島国宜(1980-)は福岡を拠点に活動するアーティスト。武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、2006年より本格的に活動を開始、個展・グループ展出展多数。2014年にはパリのディオールオフィスより直接オファーを受け、特別展「Esprit Dior」(東京)にてクリスチャン・ディオールの肖像画を手掛ける。その他、ライブペインティング、ダンスパフォーマンス、ミュージシャン・ダンサーとのコラボレーション等幅広く活動。
代表作である肖像画シリーズにおいて、生島はインターネットや本から無作為に写真を選び絵画化する。作家自身に無関係でリアリティのない人物写真からいかに存在のリアリティを引き出せるか、試行錯誤の作業を通じて表現したいものがより明確になった、と生島は語る。「何を表すのか、そのために何を感じるのか、毎日をどう暮らすのかというほうが今は作品の核です」という彼は、日々の暮らしから収集したインスピレーションをもとに、日常と非日常、現実と非現実の往来を描き出してみせる。
---------------------作品情報
作者経歴
1980
福岡県に生まれる
2003
武蔵野美術大学油絵学科 卒業
主な個展
2023
「生島国宜展 イカイジンの肖像」 清力美術館/福岡
2023
「ナンガーキャッチ&リリース」@Aesop 福岡旧店舗/福岡
2021
個展 coffee county/福岡
2020
「さっぱりした多様性」ギャラリーヤマキファインアート/神戸
2017
「生島国宜新作展」ヤマネアートラボ/福岡
2017
「生島国宜展」sarasa design lab fukuoka/福岡
2017
「08:03」/福岡市内某所
2016
「生島国宜展」ギャラリーヤマキファインアート/神戸
2015
「New Works by K.Ixima」 ヤマネアートラボ/福岡
2014
「PORTRAIT」ギャラリーヤマキファインアート/神戸
2014
「生島国宜展」 ミヤケファインアート/東京
2009
「透明な薬」 ART TRACE GALLERY/東京
2007
「ぼくは海を渡る」 IAF SHOP*/福岡
1999
「ドモル展」 カフェシーサー/東京
主なグループ展
2024
「アキレスと亀と旅ねずみ」operation table/福岡
2023
「虚実往来」展 ギャラリーヤマキファインアート(神戸)
2020
「VOCA展2020 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」上の森美術館/東京
2019
「おとない -Sound/Visit-」展 福岡県立美術館/福岡
2018
「藝術生活宣言 -だって楽しいんだもん!」九州芸文館/福岡
2017
「ずとち」八万湯/福岡
2016
「美の鼓動・九州:クリエイター・アーカイブ」 九州産業大学美術館/福岡
2015
「N Collection:テセウスの船−鏡のあちらとこちら」Art Base 百島/広島
2014
「Esprit Dior」絵画委託制作 玉屋ASビルEsprit Dior特設会場/東京
2013
「シゲキバアルテ Vol.6」 シゲキバ/福岡
2011
「穴とくだる」 旧大賀 AP スタジオ/福岡
2008
「かのごしまメイキング」 能古島海岸/福岡